メタバース・NFT

Somnium Spaceの土地(Parcel)に投資した理由

*本記事は投資を勧めることを目的としたものではありません。本記事を参照したことにより読者が損害を被ったとしても、本記事の著者は一切の責任を負わないものとします。

今回はSomnium Spaceの土地=Parcelに投資している理由を伝えます!

こんにちは、てるよ @fueteruyo です💓2017年から仮想通貨投資をはじめ、海外を拠点に活動しています。

アルトコインやNFTを売買してきて、今はメタバースに注目し投資しています。

前回の記事ではブロックチェーン・メタバースについての話と、メタバースへの土地投資について、概略を解説しました。

数あるブロックチェーン・メタバースの中でも、とくに『Somnium Space』の土地(Parcel)に大きく投資しています。今回は、私がSomnium Spaceに投資している理由を伝えます!

Somnium Spaceとは

Somnium Spaceは2017年にブロックチェーンとVRの実装を掲げてスタートしたブロックチェーン・メタバースプロジェクトです。

Somnium Space上で有限の土地を買う

Somnium Spaceには有限の土地があり、大小さまざまな5,000区画(PARCEL)が存在しています。

Somnium Space内の複数の土地区画を購入しました。

購入した土地が値上がりしたときに売却して利益をあげるのもよいですが、その区画にコンテンツを作ってマネタイズしたり賃貸することも視野に入れています。

Somniumの土地で何ができる?

Somnium Spaceでは建物やアバターの構築ツールを提供しており、ユーザーは自分の区画に建物を建てたり、好きなアバターをカスタマイズできます。また、自分の区画にWORLDを設置して独自のゲームを作ることも可能です。

Somnium Spaceの土地区画の半分ほどはすでにパブリックセールで解放されており、OpenSeaのセカンダリーマーケットで売買されています。残りの区画については今後順次解放される予定です。

Somnium Spaceでは独自通貨としてCUBEが流通しており、コミュニティに貢献したクリエイターなどにCUBEが支払われます。

大口投資家や取引所が熱い視線を注いでいる

Somnium Spaceの出資者には仮想通貨取引所Geminiの創設者であり、ビットコイン長者のウィンクルボス兄弟も名を連ねています。

Geminiは2021年に、本社をSomnium Space内に移転させています。

 

また、FTXもメタバース本社をSomnium Space内に設立しました。

 

2021年2月の時点において、Somnium Space以外で、すでにサービスをローンチしており土地を購入可能なメタバースには、The SandboxDecentralandなどがあります。

The SandboxやDecentralandに比べるとSomnium Spaceの知名度はそれほど高くなく、ご存知だった方は少ないかもしれません。

しかし、私があえてSomnium Spaceに注目し投資しているのには、明確な理由があります。

Somnium Spaceに投資している理由1

VRに対応している

まず第一の理由は、Somnium SpaceがVRに対応していることです。

メタバースでできることのうち、最大ともいえる価値が、身体性と没入性を伴った交流体験。まるでリアルな世界のような体験ができること。

この体験を得るにはVRヘッドセットを装着しなければなりません。しかし、将来的にはVR対応がメタバースの必須条件になると思います。

DecentralandもVR対応に向けて開発中ですが、開発はSomnium Spaceの方がはるかに先行しています。

これが、第1の理由です。

Somnium Spaceに投資している理由2

マルチチェーンに対応している

第2の理由は、Somnium Spaceが複数のブロックチェーンプラットホーム(マルチチェーン)に対応しているところです。

ブロックチェーンを実装しているメタバースの大きな特徴は、土地やアバターやその他のアイテムの所有権をユーザー自身がNFTとして持てるところです。同じNFTアイテムを異なるメタバースの間で使用することも可能です。

違うメタバースの間で同じNFTアイテムを使える

たとえば、二つのメタバース「メタバースA」と「メタバースB」が共にEthereumチェーンに対応しているとします。

この場合、Ethereumチェーン上で発行されたNFTアイテムを、ユーザーは「メタバースA」と「メタバースB」の両方で使用することが可能です。

しかし、別の「メタバースC」がSolanaチェーンにしか対応していなければ、Ethereumチェーン上で発行されたNFTを「メタバースC」に持ち込むことはできません。

メタバース初|SolanaとEthereumのマルチチェーン対応

Somnium Spaceはメタバースで初となる、EthereumとSolanaのマルチチェーンに対応したことを発表しました。

 

これにより、Somnium Spaceでは、Ethereumチェーン上で発行されたアバターのNFTを装着し、Solanaチェーン上で発行された車のNFTを使うことができます。

Somnium Spaceは今後もPolygonなど新たなブロックチェーンに対応する動きが見られます。

マルチチェーンによりSomnium Spaceの経済圏が広がり、取引も活発になることでしょう。

これが、第2の理由です。

Somnium Spaceに投資している理由3

割安

第3の理由は、Somnium Spaceの土地がまだ比較的割安だと判断したことです。

メタバースの土地は有限で、購入できる土地の区画数の上限が決まっています。

「1区画あたりの平均価格 x 全区画数」を計算することで、メタバースの土地全体の時価総額を推定することができます。

メタバースの土地は区画ごとの評価額がまちまちで正確な平均価格を割り出すことは難しいので、平均価格の代わりにフロア価格(最低価格)を用いてざっくりと計算すると、

*2021年2月時点

The Sandbox: 17億USD以上 

Decentraland: 13億USD以上 

Somnium Space: 0.6億USD以上

となり、The SandboxやDecentralandに比べて格段に低いことがわかります。

もちろん、この価格差は知名度や人気度の差を反映している部分が大きいでしょう。

しかしながら、上述のように、Somnium Spaceは他のメタバースに比べて技術的なアドバンテージがいくつもあります。

これを考慮すると、まだ時価総額の低いSomnium Spaceには投資する余地が大きいと言えます。

Somnium Spaceに投資している理由4

クリエイティブ・ビジュアルがかっこいい

第4の理由は、ビジュアルがかっこいいことです。

これは個人の好みもありますが、SONYと開発を提携しているのもあり、ビジュアルが凝ってます。

ぜひこちらの公式トレーラーを見てください。

これらの理由で、私はSomnium Spaceに注目し投資しているのです。

Somnium Spaceとその他のメタバース比較表

表. ブロックチェーン実装メタバースプロジェクトの比較(2021年2月時点)

プロジェクト通貨VR対応マルチチェーン対応全土地全区画数フロア価格土地時価総額
The Sandbox SAND ×   ×166,464 3.6 ETH17億USD以上
DecentralandMANA×90,6014.9 ETH13億USD以上
Somnium SpaceCUBE5,0003.5 ETH0.6億USD以上

 

Somnium Spaceの土地区画(Parcel)の価値基準と買い方

Somnium Spaceの土地区画(Parcel)の価格は、以下の条件によって決まります。

  1. ログインポイントとなるタウンセンターからの距離(遠い > 近い)
  2. 立地条件(ウォーターフロント > ロードサイド > インランド)
  3. 区画の大きさ(XL > M > S)

この他にも、離れ小島の区画が高額になる傾向があります。

具体的な土地区画の価格の傾向を見るには、Somnium SpaceのMapを調べてみてください。

土地区画はOpenSeaとHolaplexで売買できます。

Somnium Spaceには、まだ運営から売却されていない土地区画もあり、今後、売り出される予定です。

土地が売り出される時期はまだ未定なので、公式Twitterをフォローしてチェックしましょう。

Somnium Spaceの土地に投資をした理由まとめ

FTXやウィンクルボス兄弟の投資熱。時価総額からしての割安さ。高いレベルのクリエイティブ・グラフィック。Solana・Ethereumマルチチェーン対応。VR対応。

私は他のメタバースの土地も買ってきましたが、この記事で解説した数々の理由から、Somnium Spaceが今後、一番投資対象として熱いのでは?と強く思っています!

本記事でSomnium Spaceに興味を持った方は、Discordにも遊びに来てください。日本語のチャンネルもあります💓

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