ビットコインやイーサリアム、リップルをはじめとした「仮想通貨」は、2018年から様々な呼び方をされるように。仮想通貨。暗号通貨。暗号資産。横文字だとクリプト。
どうして違う呼び名が出てきたのだろう。政府は仮想通貨の名称を暗号資産にしたらしいんだけど、なんでだろ?みんなはどの呼び方がしっくりくるのか気になって、Twitterでアンケートを実施!
全部で878票も集まった。協力してくれたみんな、どうもありがとう!
Q:いわゆる「仮想通貨「をどう呼んでいますか?ー結果
1位:仮想通貨
69%と圧倒的。馴染みがある人が多いみたいだね。サーモンもふだんは仮想通貨って呼んでいる。
ちょっと話逸れるかもだけど、仮想通貨の由来として、広義にはゲーム内通貨など、存在しないお金のことを「仮想通貨」って呼ばれたりもしてきたらしい。つまりドラクエのゴールドとか。
「仮想通貨」を選んだみんなのコメント
- 単純に(世間に)通じない。よって仮想通貨
- 仮想通貨ですね。馴染みがあるので
- バージンブレイク時仮想通貨と呼んでいたから
2位:暗号通貨
英語でいわゆる「仮想通貨」はCryptocurrencyとなり、これを直訳すると暗号通貨。2018年代初頭には、仮想通貨は間違った呼び方で、暗号通貨が正しいと言う人もたくさんみかけた気がする。
暗号通貨の由来として、海外で広く呼ばれているCryptocurrency(暗号通貨)という言葉を、日本のメディア向けにわかりやすい呼称に改めたのが「仮想通貨」だったと。
暗号通貨という言葉には高度な暗号技術で取引の安全性を確保して、新規発行を出来ないという意味が込められているんだ。だから技術に強い人は仮想通貨ではなく暗号通貨と表現する傾向があるっぽい。
- コメントは誰もなかった。寂しいじゃねーか!2018年初頭、「暗号通貨」勢はたくさんいただろ!
3位:暗号資産
2019年3月19日から、政府はいわゆる「仮想通貨」に対する呼称を「暗号資産」とする事に閣議決定
なぜ、暗号資産という呼称が選ばれたのか?
ビットコインは通貨としても使用されるが、時価総額2位のイーサリアム等は、スマートコントラクトなどの機能も有している。
通貨としての役割以外を持つコインもたくさん出てきたから、国は広義の意味で暗号資産という言葉を使おうとしているんだね。
3位タイ:クリプト (Crypto)
9%で3位タイ。
サーモンはカッコつけてクリプトって呼ぶ事もある。
仮想通貨は英語では一般的に「Cryptocurrency」という。Virtual Currencyって呼ぶ人もいるらしい。
Binanceも公式で「Cryptocurrency」を使用している。それの頭をとった言い方がCrypto。
- 僕は親しみを込めて 「クリちゃん」って 呼んでるよ!! クリクリクリクリ!!!
- 俺もクリちゃんなんだよな
番外編コメント
こちらの回答が一番多く。ひどいおもしろい回答が集まったよ。
- ビットコインって呼んでます
- コインかな?
- 嫁「何やっているの?」僕「大喜利」
- 元彼って呼んでいます。
- 寝取られた「元カノ」って呼んでいます。
- インターネットの空き缶拾い。
羨ましい。サーモンも空き缶拾う感覚で金稼ぎしたいぞ!
まとめと今後への期待
これ、また来年あたり聞いてみたら結果が違ったりしているかな?
2019年の初夏現時点では、仮想通貨自体まだまだ一般的とは言えないと思っている。投資対象としている人も少ないだろうし、技術革新も現在進行形。
一般大衆にもっと浸透したら、政府が閣議決定した「暗号資産」という呼び方がポピュラーになったりもありえるのかなー?なんてふと考える。
今回のアンケートをやったきっかけは、呼び方によっては「仮想通貨」に対して、人それぞれ思うことや哲学、姿勢が違うんじゃないかな?というのが発端だった。
個人的には、技術的にも、投資対象としても、もっと仮想通貨が話題になって、一般に浸透するといいなと思ってます。そのための初心者向け記事も、追々頑張って書いていきたい。